新編・伊勢物語 第1809段 国蝶の大紫 其の参 星原二郎第1809段 国蝶の大紫 其の参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』272号に 【国蝶の大紫】と題し 連作16首を発表し 評価を世に問ひけり。 その3首めの作は 豊かなる 甲斐の北杜の 森深く 大紫に 逢はむと分け入る 里山の豊かなる自然をそのまま遺りゐる事に 大いに感激し流れる汗に心地良く拭きけり。