新編・伊勢物語 第1792段 三河湾は春の光の海 星原二郎第1792段 三河湾は春の光の海 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和3年2月の下旬となり 冬ごもりとコロナごもりに飽きたれば 蒲郡温泉郷の「ラグーナの湯」へと行き 歌を 春の陽に 煌めく海面(うなも) 見下ろして 蒲郡のよき 温泉(いでゆ)楽しむ と詠み、三河湾の穏やかなる海面いっぱいに 広がる光のまさに海を見続けけり。