第1724段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の拾参
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和2年12月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』271号に
【藤井聡太二冠を讃ふ歌】と題し
連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その13首めの作は
礼儀作法 その若さにて 身に付けしは
師匠の教へと 性(さが)ゆゑならむ
この作は彼の将棋の師匠である
杉本昌隆八段の指導方法を讃へて
生まれたる作なり。
よき師に恵まれたるは
彼の強運のなせるわざとぞ覚えけり。