第1723段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の拾弐
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和2年12月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』271号に
【藤井聡太二冠を讃ふ歌】と題し
連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その12首めの作は
大成は 何歳ならむ 最強の
棋士を目指して 精進怠らず
この作は彼のピーク時を思ひ浮かべての作なり。
大相撲の世界の言葉に
「三年後の稽古」があれども
今はその言葉通り、三年後、四年後、と
精進を重ねたならば将棋の歴史に
名を残す大名人になるやも
との思ひより生まれたる作なり。