新編・伊勢物語 第1713段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の弐 星原二郎第1713段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の弐 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年12月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』271号に 【藤井聡太二冠を讃ふ歌】と題し 連作15首を発表し 評価を世に問ひけり。 その2首めの作は 末恐ろしき 否よいま既に おそろしく 強き棋士ぞや 十八にして この作は神武以来の天才棋士と称されたる 加藤一二三にも勝るとも劣らぬ 将棋の天才とぞ覚えての作なり。