第1712段 藤井聡太二冠を讃ふ歌 其の壱
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和2年12月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』271号に
【藤井聡太二冠を讃ふ歌】と題し
連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その1首めの作は
尾張なる 陶都の瀬戸の 麒麟児ぞ
藤井聡太の 前途洋洋
令和二年は新型コロナウイルに振り回され
沈みがちなる年にてあれど
その男の住む愛知県にては
若干18歳の将棋棋士の活躍は
明るき話題にて、その男も少々
将棋を楽しめば生まれ出でたる作なり。