第1711段 朝空の虹は吉兆
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和2年12月5日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
朝空に 大き虹見ゆ よき事の
起こる兆しや 汝と逢ふ日の
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の惚れたる女人と
逢瀬の日の朝にたまたま見やりたる
七色の朝の虹にて吉兆とぞ覚えての作なり。
而して、歌会での評価は概ね好評なれども
【汝】を【君】に変へた方が良いのでは
との意見もあれどもその男の言葉の感覚にては
やはり【汝】が相応しきとぞ覚えけり。