新編・伊勢物語 第1710段 短歌大会へ投稿時の信念 星原二郎第1710段 短歌大会へ投稿時の信念 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年12月となりて 今年を振り返りみれば 全国各地にて開催の短歌大会に多くの 作品を投稿し栄誉に浴せしもあり 残念なる結果もあれば 歌を 選者には 媚びずにわれを 貫きて 選ばれざれば それでよしとす と詠み、信念を曲げ、選者の好みの作風を 用ゐて投稿を潔しとはせず ささやかながら矜持を持ち続けけり。