第1705段 大いなる目標に向かふ時の方法
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和2年11月26日の
立春知立短歌会の「しみん芸術祭協賛歌会」の
恒例の題詠、今年は知立市制50周年の記念の年でもあり
【知】の題に次の歌
白鵬は 優勝の方法を 知つてゐる
なすべきことと なすべからざるを
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は白鵬のみならず
大きな目標を立て、その達成のためには
成すべき事と、それと同じく重要なる事は
成すべからざる事を行はない事であるが
その二つをよく心得てゐるのが横綱の白鵬とぞ
覚えての作なり。
而して、最近の休場は優勝は無理と自覚せし時
速やかに諦める術も心得たるとぞ覚ゆ。
歌会での評価は最近の白鵬の成績に準じ
芳しからざる得票にて託ち顔にて
会場を去りけり。