新編・伊勢物語 第1687段 浜田の石見夜神楽 星原二郎第1687段 浜田の石見夜神楽 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年11月中旬 石見の国へ日本遺産に登録されゐる 石見神楽を鑑賞に行くにあたり 歌を つのさはふ 石見の国の 浜田へと 石見夜神楽 見むといで立つ と詠み浜田市三宮神社での久佐西組社中による 石見夜神楽の演目は「天神」と「大蛇(をろち)」の 初の鑑賞に期待を胸にいだき向かひけり。 ※初句の「つのさはふ」とは石見にかかる枕言葉なり。