新編・伊勢物語 第1672段 死語となりたる言葉 星原二郎第1672段 死語となりたる言葉 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和2年10月の下旬の或る日 久々に学生運動の盛んなりし頃の 友より電話のありて懐かしく彼の日日を思ひ出し 歌を ナンセンス 死語とぞなりて 何年か かつては多く 耳にせししかど と詠み 言葉は生き物にして 流行り廃りの有る事を改めて思ひけり。