第1656段 友と四十年ぶりの再会
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和2年10月の上旬
信州は小布施町に住む大学時代の同級生を訪ね行きけり。
行きて再会を果たし
歌を
友ありて 四十年ぶりに 訪ね行き
若き日のこと 語るは愉し
歌の心は漢詩の
「朋有り、遠方より来たる
亦、楽しからずや
人知らずして、慍(うら)みず
亦、君子ならずや」
を本歌として生まれたる本歌取りなり。
而して大学に入学し知り合ひたるは約五十年前にて
その年月はお互ひの頭髪の白くなりたる
または薄くはなりたれど変はらぬ友情に
会話のはずみ時の経過を忘れけり。