新編・伊勢物語 第1614段 コロナ軍の勝鬨の声 星原二郎第1614段 コロナ軍の勝鬨の声 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和2年8月の下旬となりても その男の住む愛知県は新型コロナウイルスの 第二波の感染拡大、収まらざれば ステイホームを続け 歌を コロナ軍の 勝鬨の声 高らかに 聞こえ来るなり 捲土重来を期す 平家物語の冒頭の一節ならねども 「おごれる者も久しからず つひに滅びぬ」 に倣ひ人類側の防戦一方の現在なれども 遠からず反撃の時の来るのを待ちけり。