新編・伊勢物語 第千五百六十三段 コロナ禍に苦しむ人等に 星原二郎第千五百六十三段 コロナ禍に苦しむ人等に 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年七月上旬 コロナウイルスの終息に至らねば その影響は多方面に及び 経済的困難に直面の人々の身に 想ひを寄せて歌を コロナ禍に 苦しむ人等 数多(あまた)ゐむ 衣食住たり 歌あらばよし と詠み その男の出来る範囲での 支援を惜しまざりけり。