第千五百五十九段 東京を出て田舎暮らしを
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和二年六月中旬
コロナウイルスの感染者数
納まりつつあれば東京アラート
解除されしかど、完全に
コロナウイルスを封じ込めたるには非ず
なほ東京にては感染の恐れ
ありければ歌を
コロナ禍も 神(かむ)ながらなりと 知れよかし
東京を出(い)で 田舎にぞ住め
と詠み 人口の東京一局集中の現在では
観戦のリスクは高きままを憂ひ
人口の分散が早急に必要なれば
なにより優先して対策を打つべきとぞ覚ゆ。