第千五百五十八段 着信音は「愛の讃歌」
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和二年六月十日
NHKの番組「さらさらサラダ」にて
「電話・スマホ」の題詠にて短歌の募集ありければ
着信音は 「愛の讃歌」の メロディーで
あなたと今日も 心が繋がる
を投稿せししかば選者の目にとまり選に入りぬ。
番組の司会の福田ちづる氏より
「ロマンチックな作品で…」と声に
読み上げ紹介していただき
選者の荻原裕幸先生からは
作品の解説のあと
「とても温かい歌だと思います」と
称賛していただきけり。
めでたし。めでたし。