新編・伊勢物語 第千五百五十四段 入院し五日目の深夜 星原二郎第千五百五十四段 入院し五日目の深夜 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年六月上旬 体調を崩し、隣接の刈谷市総合病院に 救急入院し五日目の深夜 歌を 入院し 五日目の夜の 更けゆくに 行く末案じ まなこ見開く と詠み 退院叶ひたる日には エンディングノートの作成を始めむと 心に決めけり。