新編・伊勢物語 第千五百四十七段 救急入院 星原二郎第千五百四十七段 救急入院 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年六月上旬 体調を崩し、隣接の刈谷市総合病院に 救急入院し 歌を 人生は 思ふがままに いかぬもの 例へば此度の 救急入院も と詠みけり。 入院にあたり医師より、家族を呼びて 話をとぞ聞きし折は生命に関はる症状にや? とをののきけり。