新編・伊勢物語 第千五百二十四段 コロナ禍を予言せし人 星原二郎第千五百二十四段 コロナ禍を予言せし人 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年五月のゴールデンウイークの 期間中なれども外出禁止にて 自宅に籠もり 歌を コロナ禍を 予言せし人 有りや無しや 小説と映画 似たる話あれど と詠み、誠に未来を予測することの難しさを 痛感させられたる思ひをいだきけり。