新編・伊勢物語 第千五百十八段 蟄居の楽しみ 星原二郎第千五百十八段 蟄居の楽しみ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和二年四月下旬 コロナウイルスに振り回される 日日を送り 歌を 毎日の 日課となりて 歌を読み かつ歌を詠み 蟄居たのしむ と詠み、逆境を乗り越えるべく 努めけり。