第千四百八十六段 如来大悲の恩徳
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和二年三月十五日発行の
立春知立短歌会の季刊誌の第270号に
昨年の秋の吟行会の連作
五首を発表し評価を世に問ひけり。
五首目も作品は伊勢の国は津市にある
真宗高田派本山である専修寺にての
作にて
有難き 如来大悲の 恩徳は
身を粉にしても 報ずべしとや
歌の心はその男の尊敬しやまぬ
親鸞聖人作の『恩徳讃』前半を頂きての作なり。
後半は
「師主知識の 恩徳も
骨を砕きても 謝すべし」
有難き事 この上なし。
合掌礼拝。