新編・伊勢物語 第千四百八十一段 角川全国短歌大賞の題詠「会」の部に 星原二郎第千四百八十一段 角川全国短歌大賞の題詠「会」の部に 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年三月二十五日 角川書店にての 第11回角川全国短歌大賞の 題詠「会」の部に次の歌を よき本に めぐり会ひたる 喜びは 何よりなりき 老いつつありて 投稿し入選通知を待ちけり。 而して、この作も入選とはならず。 歌の心はその男の「晴耕雨読」ならぬ いはば「晴詠雨読」の日々を詠みたる作なり。 残念無念なり。