第千四百五十六段 コロナウイルスを退散させる呪(まじな)ひ歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和二年二月二十七日
新型肺炎の元凶であるコロナウイルスの
蔓延に心を痛め、かって大水害の折に
鎌倉幕府の三代目将軍の源実朝の詠みたる
「時により 過ぐれば民の 嘆きなり
八大龍王 雨止めたまへ」
を本歌として、本歌取りの
歌を
これ以上 流行(はや)れば民の 嘆きなり
コロナウイルス 疾(と)く去れ消えよ
と詠み 日本の安寧を願ひ
平穏無事なる日日の回復を国の施政者に
成り代はり天つ神々に対し祈りを捧げけり。