新編・伊勢物語 第千四百五十一段 慣用句の歌【甘き汁を吸ふ】 星原二郎第千四百五十一段 慣用句の歌【甘き汁を吸ふ】 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年の或る月の或る日 テレビドラマにて久しぶりに時代劇を観て その劇中の人物に対して 歌を 甘き汁 うまき汁をば 吸ひ続け 肥満糖尿の 賄賂の代官 と詠み 誰ぞやのセリフの 「越後屋、おぬしもワルよのぅ」を 思ひ出し苦笑ひを浮かべけり。