新編・伊勢物語 第千四百十段 わが肉体も五輪の塔の一つ 星原二郎第千四百十段 わが肉体も五輪の塔の一つ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年一月九日の 立春知立短歌会の毎月開催の月例の第666回の歌会に 『わが令和 …五輪五体』の歌を 提出して歌会の後に 五輪に思ひを寄せて歌を われもまた 五輪の塔の ひとつにて 「地・水・火・風・天」 身内にいだく と詠み、古代密教の物質構成の要素に対する 慧眼を諾ひけり。