第千三百七十一段 楽しみは
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和元年十一月三十日
丹後の国は京丹後市にての
小町ろまん短歌大会に
まう一首、次の歌を
楽しみは 一日一首 一杯と
一浴出来て 逢へたら佳き日
事前に提出し臨む予定なりしが
令和元年十一月三十日は
第千三百七十段「デッキにてひねもす」と同じく
上州は高崎市にての
吉野英雄顕彰短歌大会と日程が重なり
出席を諦めければ、短歌大会での評価は
やはり聞き及ばざりけり。
歌の心 一日一首とは歌の創作であり
一杯とは飲酒のことはいふまでもなく
一浴とは温泉への入浴であり
逢へたらとは惚れたる女人への恋心なり。