第千三百六十八段 雪柳の小径
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和元年十一月三十日
上州は高崎市にての
第十八回歌びと吉野英雄顕彰短歌大会に
次の歌を
径も狭に 両側に咲く 雪柳
老いの二人が 夢語りつつ
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の尊敬する歌人の一人である
吉野英雄先生に敬意を表して参加にて
内容は豊田市藤岡町にある
愛知県緑化センターでの作なり。
短歌大会での評価はめでたく佳作賞五首の一つに選ばれ
壇上にあがり表彰状を恭しいくも受け取りけり。
めでたし、めでたし。