新編・伊勢物語 第千三百三十四段 温泉に入浴中に浮かび来る歌 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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千三百三十四段 温泉に入浴中に浮かび来る歌

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、令和元年月十九日

刈谷市文化協会所属の短歌部会の

月例歌会に次の歌を

 

浮かび来る 歌語は逃さじ そがために

反芻しつつ 温泉(いでゆ)より出づ

 

事前に提出し臨みけり。

歌の心はその男の好むとある露天風呂にて

周囲の山々を眺めし折に浮かび来たる短歌の

断片を温泉だけに沈み再び浮かび上がらぬ

事のなきやうに繰り返し念じし時の作なり。

而して、歌会での評価は似たる経験を持ちたる

会員から多くの賛同をいただきけり。