新編・伊勢物語 第千三百二十段 白亜紀より記憶 星原二郎第千三百二十段 白亜紀より記憶 昔、男ありけり。今も男あり。 その男令和元年十月四日 越中は高岡市での第39回全国万葉短歌大会 にまう一首 白亜紀より 受け継ぎ来たる 記憶あり 水の流るる 音の親しさ を事前に投稿し臨みけり。 歌の心はその男の超感覚的な作品なり。 而して、此の作品もまた入選の栄誉に浴すること出来ざれども 此の作品は此にて佳しと認めつつ会場を出でけり。