新編・伊勢物語 第千二百八十六段 万座温泉の広き露天風呂 星原二郎第千二百八十六段 万座温泉の広き露天風呂 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和元年八月の或る日 惚れたる女ありければ伴ひて 上州は通年営業にては日本最高地点にある 万座温泉へと行きけり。 宿を「万座高原ホテル」にとり 名物の混浴の 「石庭露天風呂」を楽しみ 歌を 火の山の 恵みの温泉(いでゆ) 豊かにて 上州万座 広き露天湯 と詠み 混浴風呂ゆゑ湯浴み着を 着用し硫黄の香しるき 源泉かけ流しの七つの湯を 二人して巡りけり。