第千二百六十九段 歌友の歌集上梓のお祝ひに贈る歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和元年八月八日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
絵ごころは 歌にも通じ 夫ともに
『あゆみ』し日日の 記録うるはし
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は立春知立短歌会の古き歌友である
柴田文子氏がこの夏に上梓せし
歌集『あゆみ』を祝ひての作なり。
※絵ごころとは柴田文子氏のまう一つの
趣味である油絵は長く
海岸または岸辺にうち捨てられし
廃船と難破船をテーマとし
描き続けたる人なり。
而して、歌会での評価は
同じ歌会の仲間の事なれば
まづまづの得点に頷きけり。