第千二百六十六段 言葉遊びの歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和元年八月上旬の或る日
惚れたる女を伴ひ美濃の国は長良川河畔にある
鮎料理の名店「河原町泉屋」へと行きけり。
数々の鮎料理を堪能しその後
料理の話題となり
戯れの言葉遊びのクイズ形式での
歌を
ヒマツブシ ヒツマブシはた ゴクツブシ
名古屋名物 ウナギ料理はどれ?
と詠み問ひけり。漢字交じりでの表記なれば
それぞれは、暇潰し、櫃塗し、穀潰し にて
声に出だしての韻の面白さなれども
呆れられ、冷たき視線を受けけり。