新編・伊勢物語 第千二百六十段 夏越しの祓ひ 星原二郎第千二百六十段 夏越しの祓ひ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男令和元年七月三十一日の 知立神社での茅の輪神事、夏越の祓ひに 行き歌を 夏越しの 祓ひの茅の輪 くぐりては すがしかりける この夕べかな と詠み 茅の輪神事、夏越の祓ひは盛夏を前に罪や穢れを祓ひ その夏を無事に過ごすための伝統的な神事なり。 しかして病に罹る事なく 災難に遭ふ事なくこの夏を超す事が出来ると 神事だけに信じけり。