第千二百五十段 鳥語を解する能力
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和元年七月二十日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
鳥語をや 解する能力 ありしかば
楽しからまし さへづりを聴く
事前に提出し臨みけり。
歌の心は近年、発達目覚ましきA・Iにより
犬猫語の翻訳機が作られ機能が上り応用にて
鳥類の翻訳機も作られしかばの近き未来を
予想しての作なり。
而して、歌会での評価は内容に共感をいただき
まづまづの得点に繋がりけり。
実現化を望みけり。
されどもアナログ人間なれば
学習と江戸家猫八の如く修練により
物真似を超へ会話を交はせる芸域まで
到達を目指すも面白きかと思ひけり。