第千百三十九段 人間の持つ真の人間性の歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十一年三月二十五日
角川書店主催の
第10回角川全国短歌大賞に
自由題二首目に次の作品
人間の 人間性を 否定せし
言葉ならずや 「平和願ふ」は
をもて募集に応募し
大賞受賞の知らせを待ちけり。
しかして短歌大賞での結果はこの作も
予選通過すらならず悔しき思いをいだきけり。
歌の心はその男の考ふる真の「人間性」を
世間一般に問ふ内容にして
大いに反論を受ける事も想定され得る
内容なれば角川文化振興財団としても
掲載すらも見送し結果とぞ覚ゆ。