新編・伊勢物語 第千百三十二段 立春知立流連歌 こぬか雨の巻(上編) 星原二郎第千百三十二段 立春知立流連歌 こぬか雨の巻(上編) その男 平成三十一年の三月十五日発行の 立春短歌会の季刊誌の第266号に 『立春知立流連歌 こぬか雨の巻』と題し 発句 君待てばこぬか雨降る夏の日の 二郎 脇句 茶房にくずきり食みてまぎらす 八重子 三句 欅の木枝に隠れて空蝉の 美穂子