新編・伊勢物語 第千百十六段 赤倉の湯 星原二郎第千百十六段 赤倉の湯 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 平成三十一年の二月 越後の国の妙高へと行き 続けて歌を 此処に優る 上品ほかに あらざらむ 妙高ふもとの 赤倉の湯は と詠み 赤倉温泉の「つばめの湯」を 誉めけり。