第千百十段 自らの問ひに答へ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男平成三十一年二月十六日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
自らの 問ひに答への 見出せぬ
まま此の年も 除夜の鐘聞く
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男のライフワークとも言へる
哲学的命題にして壮大なるテーマなり。
具体的には答の見つかりたる折に
大々的に公開をせむ事を誓ひ申し上げけり。
而して歌会での評価は
歌の心を理解して共感をいただき
多くの得点につながりたる事に満足を覚えけり。