新編・伊勢物語 第千百八段 三河万歳招福の初舞 星原二郎第千百八段 三河万歳招福の初舞 昔、男ありけり。今も男あり。 その男平成三十一年二月十四日 立春知立短歌会の毎月開催の 月例歌会に次の歌 新春の わが恒例は 安城の 三河万歳 招福の初舞(ま)ひ を提出し臨みけり。 歌会での評価はまづまづあり 恒例なれば「来年は共に行きたし」 とふ歌友の声ありて その男 快諾し会場を去りけり。