新編・伊勢物語 第千百三段 節分の恵方巻き寿司 星原二郎第千百三段 節分の恵方巻き寿司 昔、男ありけり。今も男あり。 その男平成三十一年二月三日 節分なれば 歌を 節分や 恵方巻き寿司 切らず食(は)む 誰がいひ出しし 由来知らねど と詠み 近年はブーム過剰にて 大量の廃棄されたる恵方巻き寿司に関しては 苦々しき思ひを強くいだきけり。