新編・伊勢物語 第千五十段 長歌 荒川豊蔵資料館を訪ねての返歌  星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第千四十九段 長歌 荒川豊蔵資料館を訪ねての返歌

 

 長歌  荒川豊蔵資料館を訪ねての返歌

 

近けれど 何ゆゑ今日まで 知らざりし 

荒川豊蔵 讃へてやまず

 

豊蔵が 失敗作と うち毀し 

捨てし陶片 山と積まれて

 

手に取らば 陶片ひとつ 妥協せぬ 

人柄語る 声聴こゆがに

 

陶芸を 生き甲斐とせし 姉まさば 

此の地再び 伴ひて来むものを

 

を発表しこの作品の評価を世に問ひけり。

 

※なほ蛇足なれども、長歌には返歌として

 短歌形式の歌を一首または数首添へるのが

 万葉集以来の伝統なり。