第千三十四段 糸偏の詩
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年十一月二十三日
名古屋市民芸術祭2018主催事業の一つ
名古屋市民文芸祭の短詩型部門の
短歌ではなく詩の部門に応募したところ
この作品は受賞をのがしけり。
作品は
いつでも すぐに切れそうな
《紙》で出来たそれは細い
《糸》の様な 関係だった
それが《紙縒り》となり
いつか《紐》となり
さらに《縄》となり
月日を重ね《綱》となった
今では目には見えないけれど
何より太く強い《絆》となった
《絆》の語源は《生綱》
目には見えないけれども
《生きた綱》で二人は結ばれている
※続けての歌ならぬ自由詩、如何にや?