新編・伊勢物語 第千三十三段 人間石 星原二郎 | isemonogatari2のブログ

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第千三十三段 人間石

 

昔、男ありけり。今も男あり。

その男、平成三十年十一月二十三日

名古屋市民芸術祭2018主催事業の一つ

名古屋市民文芸祭の短詩型部門の

短歌ではなく詩の部門に応募したところ

《名古屋市文化振興事業団賞》を受賞し

授賞式に臨みけり。

作品は

 

ある博物館で色々な石を見た

石になった樹木

石になった魚介

石になった昆虫

石になった恐竜

それらを人は化石と呼ぶ

それらは気の遠くなる様な年月を経ている

さすれば気の遠くなる様な年月を経れば

自分自身も石になれるかもしれない

そう 自分石という人間石に

そして 数百年後のとある博物館の

ショーケースの中の

展示物のひとつとして

鎮座している《人間石》の

自分自身を想像してみる

何とも愉快な話ではないだろうか

何とも浪漫のある話ではないだろうか

 

※歌ならぬ自由詩も時には面白からむとぞ

 思ひしが如何にや?