新編・伊勢物語 第千二十八段 捕獲の熊の眼が訴ふ 星原二郎第千二十八段 捕獲の熊の眼が訴ふ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年十一月十七日 越後は魚沼市にて開催の 第24回宮柊二記念館 全国短歌大会に 次の作品 あやまちは 人間にありと いひたげに 捕獲の熊の 眼が訴ふ を事前に提出し臨みけり。 しかして短歌大会での結果は 選者の池田はるみ氏の推挙ありて 秀逸の一首に選ばれ 壇上に登り大会会長の魚沼市長の佐藤雅一氏より 賞状と賞品を受け取りけり。 めでたし。めだたし。