新編・伊勢物語 第九百八十三段 連作・釈迦十大弟子の目犍連の柵 星原二郎 第九百八十三段 連作・釈迦十大弟子の目犍連の柵 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年九月十五日発行の 立春短歌会の季刊誌「立春264号」に 『釈迦十大弟子』を発表し 評価を世に問ひけり。 第二首目は目犍連(もくけんれん)の柵にて 餓鬼道に 堕ちし母者を 救はむが 盂蘭盆会の 始まりなりき(目犍連(もくけんれん)の柵) 目犍連は聡明さに於いて人に抜き出て 煩悩から脱し迷ひの輪廻を断つ「漏尽通(らうじんつう)」に 於いて並ぶ者が居なかったといふ。