第八百六十六段 拙き字の短冊を展示
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年五月十日
立春知立短歌会の月例歌会に
事前に次の歌
拙きは さもあらばあれ 短冊の
字より中身ぞ えいと提出
を提出し臨みけり。
歌の心は年に数回 知立のあちらこちらに
文化協会の短歌部会として展示の短冊を
持参の折の心境を詠みたる作なり。
さもあらばあれ とは不本意ながら
どうあらうとも ままよの 思ひなり。
しかして、歌会での評価は
共感を得ること能はず
一票の残念なる結果となりたり。