新編・伊勢物語 第八百六十五段 友を思ひ出しての歌 星原二郎 第八百六十五段 友を思ひ出しての歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、平成三十年六月九日に開催予定の 播磨の国は小野市での 第二十九回小野市短歌フォーラムに 作品 友野とふ 所通りて 遠き日の 友思ひ出づ いづくにをらむ を事前に提出し入選通知を待ちけり。 しかして、当日を前にして 五月の上旬 選外の通知届きければ 大会への出席を見合はせけり。 歌の心(内容)、音韻の〈TO〉を踏みての作にて