第八百五十二段 冬の星座
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年四月二十一日
刈谷市文化協会短歌部会の月例歌会に
事前に次の歌
寒けれど 冬の星座の 天狼星
オリオン昴 仰ぎ飽かずも
を提出し臨みけり。
歌の心、刈谷市にある「夢と学びの科学体験館」にての
「星座観望会」に二月二十三日、参加しての属目詠なり。
歌会での評価はは全二十二首中、得点は二票のみにて
残念なる結果と覚ゆ。
季節外れの四月の下旬ではなく、二月の出詠なれば
タイムリーにてまた違ふ評価になりたるにや
とも覚ゆれども 翌年の冬の歌会に出品に
思ひ及ばざりしを悔みけり。