第八百三十五段 将棋にて真剣勝負の歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年三月二十四日
名古屋市でのNPO法人日本詩歌句協会の
第十二回中部大会に
作品
負けれども 嬉しくなりぬ 将棋にて
十歳の子と 真剣勝負に
を事前に提出し臨みけり。
十歳の子とは、その男の二人目の孫なり。
して将来はその男、孫に対して
第二の【藤井聡太六段】になるやとの
期待をいだきけり。
孫に対して甘き事、人並み以上にや。
故に「孫歌」、歌壇にては不評の誹り
免れぬ事を諾ひけり。