第七百九十五段 伊勢神宮参拝
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、平成三十年二月二十五日~二十六日
知立市文化協会の研修旅行とて
伊勢へと行きけり。
伊勢の外宮及び内宮を参拝し
歌を
大鳥居 くぐればすがしき お伊勢さん
かたじけなさに 涙こぼるる
と詠みけり。
因みに下句はその男が深く尊敬の西行法師が
伊勢の地にて詠みたると伝はる
「なにごとの おはしますかはは 知らねども
かたじけなさに 涙こぼるる」
をそっくりと借りたる作なり。
オリジナリティーに欠けたるは
前夜の宴会にて飲み過ぎたる
せいにやあらむ。